◆ | 情報の動き | ◆ |
(1)「情報」と「データ」と「インフォーメーション」は、ほぼ同意語と言えます。但し、使い分ける場合が有る。 (2)「情報」は事実情報の集合体で、それで物事を判断し対応行動を取り得るもの。(人、組織体が行動をおこせる情報=戦略的情報) (3)「データ」は一つ一つの事実情報である。「インフォーメーション」は通知・連絡情報である。 (4) 但し、関係する「データ」、「インフォーメーション」を収集・整理・分析して「情報」にもなる。(全体情報把握化=戦略的情報) (5) 重要な事は情報を、「誰が」、「何の目的の為に」、「誰の為に」、「どの様に」、「どの時点で利用するか」である。 故に情報(インテリジェンス)の利用目的により、おのずと収集源、収集方法、整理方法、分析方法も異なってくる。 (6)「真情報」は事実情報の集合体である。「偽情報」とは事実情報を故意にねつ造、変形させたものである。 (7)「真情報」と「偽情報」の見極めは、受取側の「歴史観」と「知識」、「経験」、「嗅覚」に裏打ちされた「眼力」以外にない。 (8)「真情報」と「偽情報」を識別化する障壁の数々(情報が持つ種々の性格)を下記に列記します。
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・調査対象となる全体数。及び、実際調査件数を明確にしない統計情報、推測情報。(非認知性) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・断片的情報(系統的で無い)としての、真情報と偽情報の大量反復散布による思考の混乱化。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・「真情報」の獲得には多くの労苦を必要とする。故に真情報の受取側は対価を支払う。「情報は金なり」は古今東西、常識である。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・「無料の情報」には、「偽情報」が混在しやすい。 |
@〜と〜とは関係がある | C様子を見る | F既に実験中 | I計画もされていない | L行うかもしれない |
Aこうなるであろう | D構想がある | G既に一部完成している | J実施には及びもつかない | M行うべきである |
Bこうすると、こうなる | E現実に計画中 | H既に完成している | K実施するには早すぎる | N対応行動をとるか?否か? |
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